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2018.8.21
『木材』
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こんにちは、藤原寛太です。
今回は木材の基礎のお話です。
丸太から角材や板材を作ること、
または作られた木材のことを「製材」と言います。
製材をする前には、一本の丸太から
無駄なく材料をとれるように、計画を立てます。
これを、「木取り」といいます。
木材の横断面を「木口(こぐち)」といいます。
木口から見て、髄(木目の中心)を含むものを
心持ち材(しんもちざい)、
含まないものを心去り材(しんさりざい)といいます。
木材の表面に表れる模様を木理(もくり)といい
柾目(まさめ)と板目(いため)があります。
柾目というのは、木材の縦断面に出る木理が、
平行なものまたはまっすぐなものをいいます。
年輪の直径かその付近で縦に切断した断面に現れます。
板目は、木材の髄を通らない面で縦に切断したとき,
木材の表面に現れる波形などの木理のことを言います。
柾目の中心に板目が表れることもあり、
その木理を「中板目(なかいため)」といいます。
また木材には裏表があり、樹皮側の面を木表(きおもて)、
髄側の面を木裏(きうら)といいます。
以上が、工業高校建築科に入って、
最初に習う木材の基礎知識でした。
かんちゃん
WRITER記事を書いているスタッフ
ハウスプランナー
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